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2025年2025/07/17

部下を叱れない上司

池本克之です。

今、部下を上手に叱れない人が
増えているようだ。

メンバーにとって、チームにとって
プラスになるかどうかではなく、
自分の都合や不適切な温情に
判断が左右されている人もいる。

そもそも叱るとは、
本人にとってマイナスになることを
正してあげる行為だ。

「俺が困るじゃないか」は、
単に怒っているだけ。

これは、自己防衛だ。

人間、誰にでも好き嫌いはあるし
相性もある。

しかし、それを仕事に持ち込むのは
プロとして失格。

自分の勝手な都合で怒るだけの
上司も困るが、
叱れない上司も困る。

なぜなら、それがメンバーの成長を
止めているかもしれないからだ。

すると、全体のパフォーマンスが
落ちるようになる。

そうならないためにも、
マイナスは正しく指摘する必要がある。

マイナスを指摘する際のポイントは、
それを指摘することが
本人のためになっているかどうかを
考えること。

メンバーを叱る時に
「それは本人のためになっているか?」
ということを自問すべきだ。

本人の成長にプラスになる指摘なのか?
自分の勝手な都合で怒っていないか?

あるいは、
言わないことが本当に本人のためになるのか?
この言い方で正しく伝わるのか?

これらを自問する必要がある。

本人のためになっていない指摘は
怒られた人だけではなく、
他のメンバーのモチベーションまで
下げてしまう。

それでは、
組織の士気が下がる原因になるし、
メンバーの中には
「下手なことをして怒られないようにしよう…」
という意識が働いて、言われたことしか
やらなくなる人まで出てくる。

間違った指摘の仕方をすることで
メンバーの行動を
抑制してしまうようになるのだ。

今は、上手に叱れない上司が増えている。

もちろん、
自分の勝手な都合で怒るだけの
上司は困るが、叱れない上司も困る。

メンバーの成長に必要なことは
チームのアウトプットを高めるためにも
必要なこと。

人としてのマナーや礼儀も含め、
間違いは間違いとしてきちんと指摘する。

これは、人とチームを動かす上で
欠かせないスキルの1つなのだ。

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