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2025年2025/04/03

部下を裏切る上司の実態

池本克之です。

組織で働いていると、
突然、部下を裏切る人がいます。

どういうことかというと、
さっきまでは部下を褒めていたのに、
自分よりも上の人から指摘されると
急にそちら側に回って、
一緒に部下を批判しはじめます。

もし、こんな八方美人の上司が
組織にいたら、
組織はどうなるでしょうか。

きっと、社長の見ていないところで、
組織は音を立てて
崩れていくはずです。

八方美人の上司は、
部下からの信頼も一気に
失ってしまいます。

その上司にしてみれば、
自分より上の人に
好かれたいとか、

部下の失敗を
自分の責任にしたくないから
逃げたいという思いが
あるのかもしれません。

でも、部下からすると
「裏切られた…」
「さっきは違うことを言っていたのに」
と感じて、苛立ちを募らせていきます。

そしてそれが不満になって、
辞めるという選択をする人も
出てくるでしょう。

辞めなかったとしても、
上司への信頼がなくなるので、
仕事を頼まれてもイヤイヤやったり、
素直に動こうとしなくなります。

さらに、部下からの信頼を失った上司は、
その後の仕事でも苦労することに
なるでしょう。

たとえば、部下に仕事をお願いしても、
協力的に動いてくれなかったりして、
仕事のスピードが落ちてしまいます。

たとえ仕事をしたとしても、
内心モヤモヤしているので、
どうにかして上司を困らせてやろう
と考える部下もいるかもしれません。

そうなると、社長の知らないところで、
足の引っ張り合いが起きるようになります。

では、このような状態にならないためには
どうすればいいのでしょうか。

どうすれば、社長の見ていないときでも、
上司が部下に対して正しい行動を
取れるようになるのでしょうか。

それは、あなたが考える
「上司の責任」というものを
教え続けることが必要です。

あなたの中にも、
「上司の責任はこういうものだ」
という考えがあると思います。

たとえば、
「上司の責任は部下を守ること」
「上司の責任は素晴らしい成果を出した
部下をみんなの前で褒めること」
など、いろいろな価値観があるはずです。

それを、部下を持つ人に
繰り返し伝える必要があります。

一度だけ伝えても、
あまり意味がありません。

飽きるほど何度も
繰り返して教えることが大切です。

そうすることで、
部下を裏切らない上司へと
成長していきます。

あなたは、部下を持つ人に
このようなことを伝えているでしょうか。

もしかすると、あなたの知らないところで
仕事のスピードが落ちたり、
スタッフ同士の関係が
悪くなっているかもしれません。

そうならないためにも、
あなたが考える「上司の責任」は
どんなものか、
もう一度考えてみてほしいです。

そして、
それを何度でも繰り返し伝えることを
おすすめします。

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