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2026年2026/01/27

ミスを共有する仕組み

池本克之です。

会社を成長させるうえで欠かせないのが
「ミスを共有できる仕組み」を持つことだ。

どんなに優秀な人でも、ミスをする。

ミスをゼロにすることを目指すのではなく、
「ミスが起きたときに、どう受け止め、
どう次につなげるか」を
仕組みとして持てるかどうかが、
組織の強さを分ける。

ミスは、隠されてしまうと意味がない。
むしろ、隠されたミスこそが
組織にとって一番怖い。

それが広がると、
同じ失敗が繰り返され、
取り返しのつかない問題になることもある。

だからこそ「ミスを報告しやすい文化」を
つくることが大切だ。

「報告すれば叱られる」
「責められる」
と思えば、誰だって黙る。

そうではなく、
「早く言ってくれてありがとう」と
言える環境をつくること。

これが、リーダーの最初の責任だと思っている。

ただし、誤解してはいけないのは
“ミスを軽んじていい”
という文化をつくることではない。

ミスを共有することと、
ミスを許すことは、
同じではない。

報告しやすい文化は必要だが、
けじめはもっと必要だ。

やってはいけないこと、
守るべきルール、
最低限の基準

それらをきちんと明確にし、
伝え、教育する。

そこを曖昧にしてしまうと、
組織が緩み、信頼が崩れる。

「ミスを責めない」のではなく、
「ミスを活かす」ことが目的である。

共有されたミスを分析し、
原因を探り、
次に同じことが起きない仕組みに変えていく。

ミスを通じて、会社全体の精度が上がる。

そういうサイクルを回してこそ、
健全な組織だと思う。

パジャ・ポスは
報告しやすい文化を意識的に育てている。

どんな小さなことでも
「あれ?おかしいかもしれない」と思ったら、
すぐに共有するように伝えている。

早い段階で共有されれば、
対応は軽く済むし、
誰かがフォローできる。

逆に、「言い出せない空気」があると、
それは必ずあとで大きな問題になる。

大事なのは
「ミスをした本人を責める」のではなく、
「ミスが起きた背景を一緒に考える」ことだ。

システムの問題か、
手順の問題か、
コミュニケーションの問題か。

個人ではなく、仕組みで改善する。
その姿勢があれば、
メンバーも安心して報告できるようになる。

会社には、
“やっていいこと”と
“やってはいけないこと”を
伝える責任がある。

ミスを共有する文化を根づかせるには、
その線引きを明確にし、
価値観として全員に浸透させることが
欠かせない。

「これは改善のチャンスだ」と
受け止めることと、
「ルールを破ってもいい」ということは
まったく別だ。

ミスを隠す会社は、問題を膨らませる。
ミスを共有できる会社は、問題を力に変える。
この差が、数年後の組織力の差になる。

ミスを共有できる仕組みとは、
つまり「信頼の仕組み」である。

信頼があれば報告でき、
報告があれば改善が生まれる。
そうして少しずつ、
強いチームができていく。

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