メルマガバックナンバー

2025年2025/12/29

世界の動きと中小企業の視点

池本克之です。

最近、世界のニュースを見ていると、
アメリカ、ロシア、中東、中国…
それぞれの国が
自国の利益を最優先に
動いていることがよくわかる。

戦争、資源、経済、テクノロジー。
どれもが複雑に絡み合い、
世界は静かに再編の時期を迎えている。
こうした動きを
「政治の話」
「遠い国の話」
として聞き流す経営者も少なくないが、
私はそれではいけないと思っている。

アメリカは依然として世界経済の中心である。
だがその姿は以前の「世界の警察」ではなく、
国内優先の色を強めている。

自国の利益に合わなければ関与しない。
つまり、世界はアメリカ任せでは動かなくなった。

一方ロシアは、エネルギーと軍事を
武器に存在感を保ちつつも、
長期的に見れば
国際社会からの孤立が深まっている。

中東は複雑だ。
宗教、民族、資源が交錯し、常に緊張が続いている。
原油価格の変動は、
最終的に我々の仕入れ価格や
物流コストにまで影響する。

そして中国。
経済規模ではアメリカに次ぐ
世界第2位の大国であり、
日本にとって最大の貿易相手国でもある。
その中国が、
内政も外交も「自国第一」で突き進むとき、
日本企業はどう対応すべきかが問われる。

こうした動きを見て、
「うちは中小企業だから関係ない」と
考えるのは危険だ。

世界経済はすでに、
一つの網のようにつながっている。
材料価格の上昇、為替の変動、国際物流の停滞。
どれもが日常の経営を左右する。
中小企業こそ、
こうした変化に最も敏感でなければならない。

経営者は“世界を読む力”を持つべきだ。
それは新聞の国際欄を詳しく読みまよう、
という意味ではない。

世界の動きが自社のビジネスに
どう影響するかを、
自分の頭で考えることが必要だ。

アメリカの金融政策が円安を進めるなら、
仕入れをどう見直すか。

中国の生産コストが上がるなら、
取引先をどう多角化するか。
こうした仮説を持ち、
次の一手を考える姿勢が必要だ。

世界は変わり続ける。
だがその変化を恐れて動かないのは
もっと危険だ。

今の時代、経営とは
「変化を見極め、先に動く力」そのものである。

国際情勢を他人事にせず、
自社の戦略に結びつけて考える。
中小企業こそ、
柔軟で、
スピーディで、
現実的に対応できる立場にある。

世界の動きを知ることは、
自分たちの未来を守ることでもある。

経営者として、
今ほど“世界を自分ごととして捉える力”が
問われている時代はないと思う。

自律成長型組織に変える方法 メルマガ登録

池本克之とは

Contact

お電話かフォームにて
お気軽にお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせ、お待ちしております。

お電話でのお問い合わせ

00-000-0000

お電話受付時間:10:00~17:00

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

TOP > News一覧 > News

pagetop