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2026年2026/03/03

信じる勇気がチームを強くする

池本克之です。

組織の中には、
有能でありながら
「人に仕事を任せられない」リーダーが
少なからず存在する。

仕事の進行を把握しておきたい、
失敗したくない、
自分がやったほうが早い・・

そうした気持ちが強く働くと、
つい何でも自分で抱え込んでしまう。

結果として、
本来リーダーがすべき業務に
手が回らなくなり、疲弊していく。

これは今のビジネス現場でも
よく見られる光景である。

多様な働き方、
世代間の価値観の違い、
情報のスピード。

変化の激しい環境下では
「自分でやった方が確実」と
感じる場面が増えているのかもしれない。

だが、それが“間違い”の始まりである。

自分でやれば、たしかに短期的には
速くて正確かもしれない。

しかし長期的に見れば、
リーダーの時間は奪われ、
部下は育たず、
チーム全体の生産性は下がっていく。

最悪の場合、
有能だったリーダーが
「雑務に追われる現場担当者」へ
と押し戻されてしまうのだ。

なぜ人に仕事を任せられないのか?

理由はさまざまだが、
根底にあるのは
「人を信用していない」という意識である。

「任せて失敗されたら困る」
「自分のやり方と違うと気になる」
「結局、自分がやった方が早い」

こうした思考が染みついてしまうと、
たとえ仕事を任せても、
やり方に口を出し、
最後には「やっぱり自分がやる」と
取り上げてしまう。

このとき、部下はこう感じている。

「自分は信用されていないのかもしれない」
「どうせ意見を出しても無駄だ」
「言われたことだけやっていればいいか…」
そうして、指示待ち人間が増えていく。

いま、多くの企業が
イノベーションの必要性を叫んでいるが、
アイデアも提案も、信頼されていないと出てこない。

2026年現在、Z世代以降の若手社員は
「信頼されている」という
実感がないと動かない傾向が
より顕著になっているといわれている。

つまり、信頼のないマネジメントでは、
どんなに人を雇っても組織は動かない。

だからこそ、仕事を任せる勇気が必要だ。

もちろん、
任せたら放置していいというわけではない。

要所で進捗を確認し、
必要であればサポートする。

それがリーダーとしての責任である。

任せるとは、
単に作業を投げることではなく、
「あなたを信じている」というメッセージでもある。

信じて任せるからこそ、部下は成長する。

成長するからこそ、任せられる仕事の幅が広がる。

そして、リーダー自身の時間とエネルギーも、
より戦略的な業務に使えるようになる。

もしあなたの周囲に、
いつも疲れているリーダーがいたら
こう伝えてほしい。

「部下を信じることも、リーダーの仕事です」

その一言が、組織に信頼の循環を生み出し、
強いチームを育てる一歩となるだろう。

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