池本克之です。
昔、あるプロ野球選手と
話す機会があった。
私はそのとき、素朴な疑問をぶつけた。
「好きな野球を仕事にできて、
しかも第一線でやれるなんて、
どんなに楽しいでしょうね」と。
するとその選手は、
少し笑いながらこう言った。
「いや、
野球が仕事って、きついですよ」と。
その言葉が印象に残っている。
好きで始めた野球でも、
プロとして続けるというのは、
まったく別の世界なのだ。
どんなに才能があっても、
結果を出し続けなければ生き残れない。
好きなことを“好きなまま”続けるためには、
好きだけでは足りない。
継続する覚悟と努力がいる。
経営も同じだと思う。
私も、自分の好きな仕事をしているが、
続けていく中で何度も壁にぶつかってきた。
最初のうちは情熱で走れる。
しかし、
結果が出ない時期、
周囲の期待に応えられない時期が必ず来る。
そんなときに
「好きで選び、会社をつくったのに、
なぜつらいのか」とひたすら考える。
だが、そんなときに
話した野球選手の言葉を思い出す。
好きなことを本気でやるからこそ、
きつくなるのだと。
好きなことを続ける人には、
ある共通点がある。
それは「壁を乗り越える覚悟」を
持っていることだ。
壁を避けず、
ぶつかって、
試行錯誤しながら前に進む。
結局、結果を出すのは「才能」ではなく
「継続」である。
才能があってもやめてしまえば終わりだ。
継続する人だけが、次の景色を見られる。
私も今までに事業の壁にぶつかり
「もう少し続けよう」
「いや、辞めたほうがいいか」
様々なことを考え、あらゆる視点で判断し、
やはりやってみよう、と思って、
踏みとどまった経験がある。
あのとき諦めていたら、今の体制はなかった。
努力が報われる瞬間というのは、
もう無理だ、、
と思った少し先にやってくるような気がする。
好きなことを仕事にするとは、
好きなことを「続ける責任」を
引き受けることでもある。
楽しいだけでは終われない。
だからこそ、続ける人は強くなる。
あの選手の笑顔の裏に、
どれだけの努力と苦しみがあったのか。
今なら少しわかる気がする。
好きなことを続けるというのは、
実は最も厳しく、
そして最も尊い挑戦である。
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