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2025年2025/07/01

巨額の赤字

池本克之です。

2018年、
不正融資問題を引き起こした
スルガ銀行は、
巨額の赤字に転落しました。

純損失は、なんと985億円に
のぼるそうです。

どうして、ここまでなる前に
防げなかったのでしょうか?

どうしてもっと早く気付き、
不正を止められなかったのでしょうか?

すでに、組織自体が
不正の温床になっていたのかもしれません。

社内の誰かが不正をするなど
考えたくないものですが、
現実として起こる可能性はあります。

そして、実際に起これば、
会社を揺るがし、多くの人の人生を
変えてしまうことだってあります。

以前お伝えしましたが、
不正が起こる原因は
社長と社員の溝だと考えています。

それには、お互いにコミュニケーションを
充分に取ることが欠かせません。

コミュニケーションが不十分だと、
お互いが何を考えているのか
分からなくなります。

コミュニケーション不足が原因で、
価値観にズレが出たり、
コミュニケーションエラーが
起こることもあります。

もしかしたら、
普段からコミュニケーションを取っていれば、
部下の変化に気付けたかもしれません。

または、他のスタッフから
「最近、〇〇さんの様子が変です」
という報告を受け取れたかもしれません。

ところが、コミュニケーションが
不足していると、部下の変化にも気付けず、
社長のところへ重要な情報が
届かない場合があります。

こうなってしまうと、
あなたの知らないところで
会社の存続を揺るがす事態が
すでに起こっているかもしれないのです。

こんなことにならないためにも、
スタッフとコミュニケーションを
できるだけ頻繁に取ることを
おすすめします。

社長は時間がなく、忙しいかもしれません。

ですが、それは社長なら
誰でも同じです。

それを言い訳にしていては、
いつまで経っても
コミュニケーション不足は解消されません。

どうすればスタッフと
コミュニケーションを取れるのかを考え、
実際に試してみることが大切です。

たった1度の不正で、
長い時間をかけて積み重ねた信頼が
一瞬で崩れることがあります。

そして、人生までも狂う可能性だってあります。

そんな事態を避けるために、
多くの時間を割けなくても構いませんので、
コミュニケーションを取ることを
意識してみてください。

お互いを理解し合わない限り、
いつまで経っても社長と社員の溝は
埋まらないでしょう。

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