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2020年2020/08/14

採用面接で注目すること

池本克之です。

自分で考えて行動できるかどうか、
これを見極めるために
私は採用面接で失敗体験や成功体験を
伺うことがある。

私が見ているのは、
「そこから何を学んだのか?」
ということだ。

特に注目しているのが
失敗談。

しかし、失敗談をきちんと語れる人は
意外と少ない。

どうしてかと言うと、
それが「失敗だった」と
本人が思っているからだ。

「失敗だった」ではなく、
そこから何かを「学んだ」と
思っていない限り語れない。

あるいは、
失敗の原因を他人や環境のせいに
している人も学ぶことはない。

失敗から学んでほしいのは
失敗しない方法論ではなく、
結果を出すために
自分に必要なものは何か?
ということだ。

環境にマイナス要因があったとしても
それを乗り越えるために
自分はどうしたらいいのか?

例えば、忙しくて時間がないなら
どうやって時間を作るか?

そこを考える力、考えようとする姿勢が
大切なのだ。

誰にだってうまくいかないことはある。

しかし、そこで
どうしてうまくいかなかったのか?
何がよくなかったのか?
というところを考えない限り、
次に活かすことはできない。

失敗したからと言って、
そこで立ち止まってしまえば
それ以上成長することはない。

なので、仮に
部下が失敗したと言ってきた時にも、
ただ怒るのではなく、

どうしてそうなったのか?
何が原因だったのか?
どうしたらうまくいくようになるのか?
という部分を考えさせるのがとても重要だ。

怒るだけでは何も解決しない。

怒られた方もシュンとするだけで
怒られたことだけが記憶に残る。

これでは、
どうしてそうなってしまったのか?
ということを考えないだろう。

そうではなく、
部下にしっかりと考えさせ、
次は失敗しないように
今回の失敗を次に活かしてもらう
ことの方が大切だ。

それがお互いにとってもいい。

私は、どんなモノや人からでも
学ぶことはあると考えている。

失敗を失敗で終わらせないために、
自分の頭で「どうしたらいいのか?」
ということを考える人を
育てていかなければならない。

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