池本克之です。
会社には目に見える成果だけでなく、
目に見えない「空気」が存在する。
これは雰囲気とも
士気ともいえるもので、
良くも悪くも業務のスピードや質に
影響を与える。
そして厄介なのは、
この空気が悪くなると、
何をやっても成果が出にくくなることだ。
社内の空気が悪くなる原因は様々である。
業績不振、
上司と部下の不信感、
部署間の衝突、
あるいは小さな不満や噂話の積み重ねなど。
こうした原因が絡み合い、
見えない形で全体を覆う。
その結果、会議は重苦しくなり、
笑顔が消え、ミスが増え、
社員同士のやり取りもぎこちなくなる。
この状態を放置してはいけない。
空気は自然に好転することはほとんどなく、
むしろ悪化のスピードのほうが速い。
社長としてまずやるべきは、
原因の仮説を立て、
現場に耳を傾けることである。
誰かを責めるのではなく、
「何が起きているのか」を知るために
情報を集める。
次に、社内に“ポジティブな話題”を
意図的に作ることだ。
小さな成功事例を全体に共有する、
頑張った社員を皆の前で称賛する、
社内イベントを開いて楽しい時を共有する、など
雰囲気を上向かせる仕掛けが必要だ。
空気が悪いときは、
社員は未来に希望を持ちにくくなっている。
だからこそ
「会社は前に進んでいる」という実感を
与える行動が有効である。
また、社長自身の態度も重要である。
焦りや苛立ちを表に出せば、
その感情は社内全体に伝染する。
逆に、落ち着きと前向きさを保てば、
空気は少しずつ変わる。
社内の空気は、
社長の姿勢と発言によって
方向づけられると心得るべきだ。
悪い空気は放っておけば会社の成長を止める。
しかし、正しい対処と意識的な
仕掛けによって、
必ず好転させることができる。
空気を変える力は、
経営者の大事な資質のひとつなのである。
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