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2021年2021/09/14

社員が結果を出せない時の対処法

池本克之です。

企業文化に合った人材を
採用したはずでも、

結果が振るわない、
思ったような成果が出せない
ということはよくあることです。

あるいは、
どんなに優秀な人でも
スランプに陥ることもあれば、

若い頃は仕事ができたのに、
年とともに保守的になっていき、
仕事の能力が落ちていくという
人もいるでしょう。

さて、あなたなら
こんな時どう対応しますか?

社長やマネージャーの中には、
部下が結果を出せない時、

「どうしてできない?」
「どうしてわからない?」

と、繰り返し質問する人もいます。

上司側は熱心に
指導しているつもり
なのかもしれません。

しかし、
言われる側からすると、

「どうしてできない?」
「どうしてわからない?」

と言われても、
できないものはできないし、
わからないものは
わからないのです。

わかっているのなら、
すでに実行しているでしょう。

それに、
このように言われると
「自分は仕事の覚えが悪い」
ということを突き付けられ、
能力不足を責められているように
感じる人もいます。

最悪の場合、
それに耐えられなくなり、
辞めるという選択をすることも
ありえます。

では、スタッフの結果が振るわない、
思ったような成果を出せない時、
どうしたらいいのでしょうか?

それを解決する方法の1つとして、

部署などの配置替えをして
様子を見る、

というのがあります。

成果が出せないのは、
色々な要素が考えられます。

原因の1つとして考えられるのは、
周りの人との相性です。

企業文化が合っていれば
個人間も相性がいいかというと、
話は別。

お互い人間なので、
必ず好き嫌いはありますよね。

あるいは、
仕事の仕方が合わない
ということもあるでしょう。

例えば、事細かに
「報告・連絡・相談」を
求めるような上司に、

必要な時だけ相談すればいい
と考える部下がいたとしたら、

しょっちゅう
ぶつかり合いが起きるのは
予測できることです。

上司としては
仕事をしにくいと思うだろうし、

部下は
「いちいちうるさいな」
と思うでしょう。

これは、
双方にとって不幸な状態です。

こういう場合は、
上司か部下のどちらかを
配置転換してみるしかありません。

途端に、どちらも活き活きと
仕事をするようになることもあるでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・

どんな人でも
結果が振るわなかったり、
思ったような成果を
出せないことはがあります。

それは、
どんなに優秀な人でも同じです。

しかし、
今いる部署で花開かなくても、
別の部署で活躍できるということは
少なくありません。

もし、
スタッフが結果を出せないことで
悩んだ時は、
すぐに切り捨てるのではなく、

別の機会やチャンスを
与えてみてはどうでしょうか。

それが、
社長の務めであり、
スタッフが能力を発揮する
良いきっかけになるかもしれません。

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