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2026年2026/01/22

社長と社員の境界線とは

池本克之です。

社長と社員は友達ではない。

この言葉を聞くと、
冷たい印象を持つ人もいるかもしれない。
だがこれは事実だ。

社長と社員は並列の関係でもない。
同じ空間で働き、
同じ方向を向いてはいるが、
背負っている責任はまったく違う。

最終的に経営の判断をし、
その結果に責任を取るのは社長である。

その重さは、
どれだけラフな関係を装っても、
消えるものではない。

最近は「フラットな組織」
「距離の近い経営者」
が好まれる傾向がある。

それ自体を否定するつもりはない。
ただ、ラフに見える関係というのは、
多くの場合、
社長側が相当気を使って成り立たせている。

社員と同じ目線に立ち、
話を聞き、
場の空気を和らげている。
しかしそれは、
責任まで共有しているという意味ではない。

その境界線は、きちんとあっていい。
むしろ、あいまいにしてはいけない。

境界線がなくなると、
判断がぶれ、
組織は迷い始める。

社長が決めるべき場面で
決められなくなるからだ。

ただし、
これは「威張る」という話ではない。

命令口調で支配することでも、
恐怖で従わせることでもない。
それはもう昭和のやり方であり、
今の時代には合わない。

令和の組織づくりに必要なのは、
立場の違いを明確にしたうえでの信頼関係だ。

社長は決断し、
責任を取る。
社員は役割を果たし、
成果で応える。

この役割分担がはっきりしているからこそ、
対話も成り立つ。

仲良しである必要はない。
だが、互いに敬意を持つことは必要だ。

社長が社員を尊重し、
社員が社長の責任の重さを理解する。
その関係性こそが、
今の時代に合った健全な組織だと思っている。

距離が近いことと、
立場が同じことは違う。

フラットに見えても、軸はぶらさない。

私は、そうした境界線を大切にしながら、
これからの組織づくりに向き合っていきたい。

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