池本克之です。
会社には色々な人がいる。
「自分とは合わないなぁ」と
思う人もいるだろう。
反対に、
「この人とは考え方が合う」
という人もいる。
人間なので、
価値観も違えば考え方だって違う。
考えが自分と合う人と一緒にいるのは
居心地がいい。
何を言っても賛成してくれるので
嫌な気持ちになることも
ほとんどないだろう。
しかし、
自分とは違う考え方の人がいると、
自分が言ったこととは
違う意見を言ったりするので、
嫌な気持ちになる場合がある。
それが原因で、
ストレスを抱えることだって
あるかもしれない。
しかし、
そんな異なる価値観を
逆手に取ることで、
チームの改善に繋げていく、
という方法もある。
それが、
価値観の違う人から上がってくる
「NO」の声に耳を傾けるということだ。
実は、このような声が
間違った方向へチームが進んでいって
しまっている時の
ブレーキ役となる。
組織は、イエスマンだらけでは危うい。
なぜなら、
本当は間違った方向に進んでいるのに、
それに気づかない場合があるからだ。
とりわけ慣習的に行われていることに
対しては、
異なる価値観を持つ人の言葉を
受け入れていかなければ
チームの成長はストップしてしまう。
例えば、昔ながらのやり方を
何の疑問もなく踏襲していて、
部下から
「それ、おかしくないですか?」
と言われた時に、
反射的に
「何を言っているんだ。
おかしくないよ。
昔からこうやって
うまくやってきたんだ」
という人もいるだろう。
しかし、ここで
このような言葉を返していてはいけない。
おかしいと思っているのには
何かしらの理由があるからだ。
なので、ひとつ間を置いて
「どうしておかしいと思うんだ?」
と訊いてみる。
すると、思わぬ視点から
自分ではまったく気づかなかった
新しいやり方が見えてくるかもしれない。
それが仕事の効率を上げたり、
それによって
仕事のスピードが上がることも
あり得るのだ。
自分と違う価値観を持っていたり、
考え方が違えば、
知らずしらずのうちに
相手と距離を置いたり、
コミュニケーションが不足する
場合もある。
しかし、それでは勿体無い。
価値観が違っていたとしても、
頭ごなしに否定するのではなく、
意見や提案に「聞く耳」を
持たなくてはいけない。
それがきっかけで
新しい何かが生まれ、
業績を伸ばすことに繋がる可能性も
充分にあるのだから。
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