池本克之です。
上司からまったく裁量権を与えられていない部下は、
いずれ慢性的なストレスを抱えるようになります。
なぜなら、
いちいち細かいことまで
上司に訊かなければ
実行できないからです。
実際、
上司が忙しいときには、
部下はろくに話も聴いてもらえずに
流されるときもあります。
それに、
「ちょっと待って」と言われて、
その後は音沙汰がない、
なんて場合もあります。
このようなことがあれば、
部下としては
急いで先方に連絡したいときや、
なるべく早く仕事を進めたいときに
とてもストレスになります。
このような状態が長く続くと、
やりがいはもちろん、
自分で考える機会がなくなるので
仕事が面白くありません。
「ここにいても成長できない」と思ったり、
自分のことを雑に扱われているようで
嫌にもなります。
そして、
耐えきれなくなった人は
さっさと次の職場を探そうとするでしょう。
しかし、
中には
指示をされるのがラクで、
ただ単に仕事をやっていればいい
と考える人もいます。
だが、
このような人たちは
目の前にある仕事を
こなせばいいと思っているだけなので、
会社の将来を考えたり、
会社がこれから
どのように成長していこうとしているのか、
なんてほとんど興味がありません。
こんな組織のまま
成長を続けるのは
限界があります。
となると、
ある程度は部下に裁量を与える
必要が出てきます。
例えば、
セールストークで
必ずお客様に
伝えなければいけないことを
まとめたチェックリストがあるとします。
そのリストの項目は、
基本的にはすべて伝えるのが
ルールではありますが、
伝える順番は
その場の状況に応じて
決めればいいでしょう。
ところが、
上司の中には
「順番が違う!
何で俺の言うとおりに
しないんだ!」
と怒鳴る人もいます。
こうなると、
部下は萎縮し、
自分の思う通りに
させてもらえないので
居心地が悪くなります。
部下の心の中には、
もしかしたら
「こうした方が効率がいい」
「こっちの方がお客様にとってもいい」
という思いがあって
やったことだとしても、
それをすると怒られるし、
させてもらえないので、
歯がゆくなり、
ストレスを抱えるように
なってしまいます。
このままでは、
部下はいつまで経っても
裁量を与えてもらえず、
職場にいるのが
息苦しくなり、
上司との関係性も
悪くなる一方です。
こんな状態にしないためには、
ある程度、
部下に裁量を与えて
行動してもらう、
ということが重要になってきます。
時には、
部下を信じて
仕事を任せてあげるのです。
すると、
思っていたより
うまくやってくれたり、
うまくいかなかったとしても、
部下が成長する
いい機会になります。
実際、
部下が育ってくれないと、
私たちの仕事も
減ることはありません。
いつまでも
部下を監視し続け、
指示を出し続けなければ
ならなくなります。
それに、
部下自身も
成長できないですし、
学ぶものも少ないでしょう。
なので、
お互いのためにも、
時には部下を信じて、
裁量を与え、
行動してもらうこと。
それが、
部下にとっても、
そして私たち上司にとっても、
とても大切なことなのです。
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