池本克之です。
あなたの周りには、
やらない理由をあれこれ述べて動かない…
という部下はいないだろうか?
特に、いまどき部下は
任されるということを
重荷に感じる傾向がある。
こちらが仕事を頼もうとすると
「他に引き受けている仕事があって…」
とか、
「それだと納期に間に合いません」
などと理由を並べ立てる人もいる。
こうした部下たちは、
「やらない理由」を見つけるのが得意で
「やる方法」を考える思考が停止している。
やる方法を考える思考が停止していると
仕事のスピードが遅くなる。
結果、成果を出すのに
多くの時間を要する。
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このような「やる方法」を考える思考が
停止している部下を動かすには
どうすればいいのか?
それは、上司の方から
「こうすれば
もっとできるんじゃないか?」
と提案し、部下の思考を動かして
やらない理由を取り除く必要がある。
例えば、
「忙しくて手が回りません」
と部下に言われたとする。
その場合、
「どの仕事でそんなに忙しいのか?」
と部下の忙しい原因を探る。
大抵、「忙しくて手が回らない」
と考えている人は、
要領が悪い傾向がある。
何が原因でそうなっているのかを
探り出し、
「だったら、この仕事の後に
できるんじゃないか?」
「こっちの納期がまだ先みたいだから
この仕事が入れられるんじゃないか?」
「この仕事とこの仕事は
他の人に頼めるんじゃないか?」
と、提案していくのだ。
そうすると、やらない理由が
なくなっていく。
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やらない理由をあれこれ述べて
動かない部下がいると、
仕事のスピードが遅くなる。
もちろん、部下の今までの思考を
変えるのは簡単なことではないが、
それでも、変えていかなければ
組織の成長は難しい。
やる方法を考える思考が
停止している部下に対しては、
「その制約がなくなったら
何をする?」
「その状況を変えるには
どうすればいい?」
「どうしてそれが
障害になっていると思う?」
といった質問を折に触れて投げかけ、
思考の習慣を変える
サポートをすることをオススメする。
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