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2026年2026/01/12

顔色をうかがう組織は止まる

池本克之です。

最近、どこの会社でも感じることがある。

若い社員だけでなく、上司も、
そして社長までもが、
「まわりの顔色をうかがっている」ということだ。

これは非常に危うい傾向だ。

部下の機嫌を損ねたくない。
言いすぎると辞められるかもしれない。
そんな空気の中で、
本当に言うべきことを言えなくなっている
経営者が増えている。

社員が顔色を見て動かない。
上司が部下の顔色を見て注意できない。
社長が社員の顔色を見て判断を迷う。
・・こうなれば、組織は止まる。

私はこう考えている。
「顔色をうかがう文化」は、会社の未来を奪う。

もちろん、人を思いやることは大切だ。
だが、「相手を思いやること」と
「相手の顔色をうかがうこと」は
まったく違う。

思いやりは相手の成長を願う心から出るもの。
顔色うかがいは、
自分が傷つきたくないという防衛反応だ。

だからこそ、上司も社長も、
“相手の顔色”より
“会社の成長”を優先して判断するべきなのだ。

一方で、社員にも伝えたい。
「いいと思うなら、まず考えてやってみなさい」
ということ。

上司や社長の反応を見てから動くのではなく、
自分で考えて動く。

それが社会人としての本当の成長だ。

失敗してもいい。
考えて動いた経験こそが、次の判断を磨く。
行動しなければ、
いつまでたっても自信はつかない。

ただ、こうした
「主体的に動く社員」を育てるには、
上司や社長が
“正しく怖がられない”存在であることが
大切だ。

最近の経営者は、
社員に嫌われたくないあまりに、
叱ることを避けてしまう。

しかし、叱られない組織は、
やがて緩み、甘くなる。

本当に部下を思うなら、
時には厳しい言葉をかける勇気が必要だ。
「ここは違う」「もう一度やり直そう」
そう言える上司が、実は一番信頼される。

社長が社員の顔色を見て判断を止めると、
社員もまた社長の顔色を見て動けなくなる。
これは“鏡の関係”だ。

組織を動かしたければ、
まず社長が
「正しいと思うことを言う」
「必要だと思うことをやる」
この姿勢を見せることだ。

結局、会社の空気はトップの姿勢で決まる。

顔色をうかがう組織は、やがて止まる。
信念で動く組織は、必ず伸びる。

上司も社長も、そして社員も、
お互いに“顔色”ではなく
“目的”を見て動く。

その組織こそが強く、
しなやかに成長していくのだ。

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