「社長の休日のススメ」

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池本克之です。

最近、ゆっくり休めてる?

僕は、ここのところ
月に1日か2日のオフがある。

そんな日には頭を空っぽにしてみる。

一度空にすると
また新しい何かが入ってくる。

入ってきたものから次が始まる。

そう。自然体で行こう。

このメルマガを読んでいる
勉強熱心なあなたも

きっと仕事三昧の日々を
過ごしているだろう。

休みの日でも会社の事が気になって
そわそわしてしまうんじゃないかな。

その気持ち。すごくわかるよ。

会社が大きくなってきたら
問題が山積みだよね。

売上のことだけじゃない。

今の事業の問題

資金の問題

人材の問題…

社長をやっていると、
頼んでもないのに
次から次へと問題がやってくる。

マネジメントも
マーケティングも
会社のあらゆることは
社長の仕事だから、
仕方がない。

しかし、
そんなときだからこそ
完全にオフになれる一日をもとう。

組織学習経営を取り入れれば、
社長が不在でも成長する会社に
生まれ変わることができる。

最初はぎこちない感じかも
しれないけど、
社員が成長し事業を
大きくしてくれるのは
親心ながらとても嬉しいものでは
ないだろうか?

PS
休みの日はほとんどマラソンを
している。運動って最高だ。

「会社が衰退していく方法」

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池本克之です。

「暑いなぁ~」

東京はいつも暑いが、
18時を過ぎてほんのすこ~し
熱気が緩んできた時のこと。

昼間、九段下、青山通り、
赤坂を歩いた。
風が湿気を含んだ熱風だった。

オーブンで焼かれてる、
ローストチキンはこんな感じか?

なんてことを、考えていた。

道ゆく人びとはみんな大汗だ。
逃げ場なしで、よ~く焼かれてた。

もし、、、
こんな状況が
あなたの会社でも起きていたとしたら?

少しずつ喉が乾いて、
体中の水分が奪われていくのと
同じように、

社内のメンバーのやる気が
少しずつ少しずつ減少してきたら?

もちろん、
社長であるあなたは
その状況を何とかしようとするだろう。

しかし、
あなたが見えない部分も
たくさんあるかもしれない。

そして…

次第に会社が衰退していく
ことだってある。

一方、
そんな会社とは反対に、
社員全員が自発的で、
「課題を見つけて、解決していこう!」

そんな高い意識をもっていたとしたら
どうだろう?

まさに、
おんぶにだっこの社員ではなく、
個々がリーダーシップを発揮するような
社員だったら最高じゃないか?

それが、
組織学習経営の強さなのだ。

ワンマン社長は、
カッコイイかもしれない。

社長1人がリーダーシップを
とって、それに社員がついていく。

そういうやり方もいいかもしれない。

しかし、
一人でできることには
限界がある。

社長は孤独だ、とよく言うけれど、
そうではなくて、
組織の全員で学び
成長していくような会社には、
到底かなうわけがない。

あなたはどっちの会社がいい?

PS
中国では、
会社やお店の入り口に木を飾る場合、
正面には飾らないそうだ。
入り口や玄関などは「門」なので、
木を置くと「閑」になるからだそうだ。

「感情をコントロールする方法」

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公開企業の社長をされていて、

今度はベンチャービジネスの
準備をされている方にお会いした。

65歳だそうだが、
何歳になってもチャレンジする
マインドがすごい!

「家と年金にだけ
手をつけなければいい」

腹をくくって
さらに前に進むパワーは
見事しか言いようがない。

実に晴れやかな表情で
話されていたのが印象的だ。

そう、成功しようとする人には
年齢など問題ではないのだ。

公開企業の社長でさえも
(あるいは、だからこそ)
さらに成長の道を自ら選択するのだ。

見習うべきポイントは
ないであろうか。

しかし、実際には
自分で目標を設定できるような
意識の高い人はそう多くない。

目標の設定が個人的なものであれば、
途中で諦めてしまう人もいる。

なので、

「組織で目標を設定させる」のだ。

組織の目標でありながら、
自分の目標だという意識を
もってもらう。

しかし、人には感情があるので
ちょっとしたことですぐに
影響を受けてしまう。

こうした人は、
自分でコントロールできないことに、
コントロールされてしまっているのだ。

では、
どうすればいいのかと言うと、

私は「達成体験」が重要だと考えている。

達成することほど
その人に自信を与えることはない。

つまり、自分の感情を
コントロールできるようにもなるのだ。

そして、組織として
達成体験があるチームは強くなる。

それが、自分たちで設定した目標で
あれば、なおさらチームワークは
強固になるだろう。

もし、あなたが
組織で高い目標を設定したら、
これまでの「達成体験」を
フル活用することをオススメする。

PS
僕はマラソンでアメリカを横断したいと
考えている…

「アブナイ人」

Funny thoughtful man looking up, isolated on gray background. Closeup, studio shot

ゴルフ場からの帰り道。

風が強く、
あちこちで通行止めや事故が
多発していた。

普段なら、
1時間ちょっとなのに、
いつになったら帰り着くのか
わからないほどひどい渋滞…

眠いわ、腹ペコだわで、
途中のバーキングエリアに
(それも大混乱の中)
たまたま空いたスペースに
運よく停めて
シートを倒した瞬間、、、

眠りに落ちた。

それから4時間…

目が覚めたら、
あれほど混んでいたのが
ガラガラになっていた。

しかも、道路管理のおっちゃんに
チェックされてた。

なんか“アブナイ人”と
間違われていたような感じだった。

これって、
会社でも似たようなことがある。

社内で何か新しいことを
始めようとした時、
それと同じだけの逆風がくる。

例えば、

あなたが、組織学習経営を
社内に取り入れはじめると、
社員から反論がくることもあるだろう。

「社長は一体どうしたんだ?」
なんてね…

いわゆる、
“アブナイ人”のような目で
見られることが、
もしかしたらあるかもしれない。

なぜなら、
人は変化を好まない
生き物だからね。

それが自然なこと。

しかし、
そんな向かい風程度で
社長のあなたは諦めてはいけない。

多くの人は
変化が嫌いなんだから、
それを初めから
理解しておけばいいのだ。

今よりも会社を大きく成長させようと
考えているのなら、
それくらいの覚悟は必要。

社長であるあなたは、
そんな一時だけの逆風に
負けてはいけないのだ。

PS
沖縄はおいしい食べ物が多くて、
しかも長寿の県。
食べ物と健康は関係が深いね。

「幸せな人と不幸な人の違い」

Young Attractive Man Celebrating Success, Working on Computer at the Beach

満足して生きている人と
不満のまま生きている人がいる。

不満な人はお金がないとか
仕事がないからといって
「私は不幸だ。
マッタクついていない」と
しかめっ面をする。

満足だという人に、
なぜ、満足なのかとたずねれば
「思ったとおりの毎日が
過ごせるからです」と
答える。

でも、そのヒトの貯金は
不満なヒトより少なかったりする。

はてさてどうしたものか。

お金がなくて不満なヒトは
いくらあれば満足するのだろうか?

具体的な金額が言えるだろうか。

そして、その金額を得るために
どんな努力をしているのだろうか?

まさか、ある日突然
銀行口座に振り込まれると
思ってはいないだろう。。。

さて、あなたは目標に向かって
毎日歩いているだろうか?

組織でも、経営者個人でも同じ、
目標達成してはいなくても
そこに辿り着く道の上にいればよい。

そして、
もっと満足を感じるために、
目標に近づくために
考え、行動する。

あなたは今、満足ですか?

PS
今日は久しぶりの休みだ。
しかし、やることがあるのを思い出した…

「あなたは見えているか?」

クラシックな雰囲気のなか結婚する二人

池本克之です。

今から数年前、
結婚式の招待状をいただいた時のこと。

当時は、
僕の周りで何人か入籍した方がいて
この手の話が多かった。

「結婚ってなんだろう…」と、考えた。

もともと、
他人の二人が一緒に生活し、最小単位の家族を形成する。

助け合ったり、
学び合ったりしながら生きていく。

やがて家族が増えたりすることもある。

お互いの両親や親戚、友達、ご近所、仕事の関係、
子供の友達などとも関わりながら、
長い時間、多くの場合どちらかが死ぬまで付き合っていく。

誰かが本の中で言っていた言葉を思い出す。

「結婚とは一生をかけて行う修行なのだ」

確かに試練の連続かもしれない。

視点を変えれば、
毎日、それこそ刻々と自分を高める機会に
恵まれていることにもなる。

何段階か目の新しい、
そして長い成長のプロセスに入ることなのだろう。

若き二人の決断に送る言葉があるとすれば
「互いを尊敬してほしい」ということだ。

あなたの前にいるその人は、
あなたの成長にもっとも真剣に
愛情を注いでくれる人なのだから。

これは、
会社のマネジメントでも同じで
「いい戦略」があるだけでは組織は機能せず、

そこにいる人(スタッフ)に焦点が当たっていないと、
いい戦略があっても人は動かない。

今、目の前にいるスタッフに焦点を当て、
彼らが自発的に動ける戦略こそがいい戦略だ。

僕は、新しい組織に入ったとき、
そこにいる人たちでどんなチームを作ることができるのか、

どうすればベストなチームになるのかを
第一に考えてきた。

そこにいる人が気に入らなければ、
社長の特権で人を取り換えることもできないわけではないが、

まずは、
今そこにいる人たちでベストなチームを作り、
あなたの目の前にいるスタッフを
尊重するというマインドが大切なのだ。

PS
最近は、またコンサル寅さんになって
色んな場所に行っている。
今日も絶好調だ!

「ビジネスで成功する唯一の条件」

Golf ball near the hole

池本克之です。

久しぶりにゴルフに出かけた時のこと。

朝5時起きも苦にせず、
千葉まで出かけたかいがありフロント9は41が出た!

よかったよかったと、内心喜ぶ。

僕が回ったコースは、
近々女子のトーナメントがあるということで、
その予選会のために練習ラウンドに女子プロが何人か来ていた。

58人出場して、
トーナメント本戦に出れるのは5人という狭き門。

どこの世界も厳しいね…

フロント9で、
キャディーについてくれたのもプロを目指している練習生で、
明るく気の利く女性だった。

いいプレーができたのも
彼女のおかげだと感じている。

そういう周りの環境とか、
噛み合わせって結果に影響するね。

だから、チームって大事。

僕がいつもクライアント様にも言っている
「組織学習経営」が大事なんだよ。

組織学習経営とは、
学習する組織による経営を行うということ。

文字通り、
スタッフが自ら課題を見出し、解決策を考え、実行していくこと。

学びながら成長するチームを作っていく
メソッドだ。

ビジネスで成功するためには、秀逸なビジネスモデルが必要。

しかし、それだけでは十分ではない。

最も大切なのは、
組織(チーム)のメンバーがチームシップを発揮して
常に一丸となっていること。

これが、一番大事。

最強のチームの唯一の条件と言っても過言ではない。

あなたの組織は(チーム)は、
常に一丸となっているか…?

「社長、こんな症状出てない?」

マンション(集合住宅)の窓付き防犯仕様エレベーター 339

池本克之です。

朝、会社に着いてエレベーターで
オフィスのあるフロアに向かう。

他に誰も乗っていないエレベーターに乗り込み、
行き先階のボタンを押す。

「ドアが閉まった…」と思ったら、開いた。

通勤時間なので仕方ないことだが、
誰かがドアが閉まる寸前にエレベーターを呼んで
ボタンを押したのだろう。

エレベーターの外にいた人が、
開いたドアから慌てたように滑り込んできた。

ここまではよし。

急いでいるのはお互い様。
そんな小さなことでは、僕の感情は動かない。

むしろ、駆け込んでくるのに気がつけば、
僕の方が閉まりかけたドアを開けたはずだ。

でも、その後が肝心。
何も言わないのは良くないよね。

「すみません」とか「失礼します」とか、
そんなんでいいんだよ。

何か一言、言ったら全然違ったかもしれない。

別に悪気はないわけで、そのこと自体は仕方がないけど、
この一言があるかないかで人間性が出でしまうのだ。

仮に、
どんなにカッコイイ服で決めていたとしても
台無しになってしまう。

慌てていると、
どうしても自分のことばかり考えて、
周りが見えないということもある。

だが、
いくら慌てていても
周りに気を遣える人がいるのも事実。

仕事上でも同じで、
社長が「自分だけがやればいい」というのは、
実は愚かな発想だ。

以前の僕も
「自分がやればいい」と考えていたので、
当時の僕はチームをまとめるという意識に欠けていた。

というより、そんな意識すらなかったのだ。

成果を出すことを最優先していたので、
部下の気持ちなんて考えたこともない上司だった。

本来は、
リーダーならチームをまとめなければいけないもの。

しかし
「自分がリーダーなんだからまとまってくれ」と
言っても、いきなりメンバーがまとまり、
全ての人が熱心に仕事をしてくれるわけではない。

「どのような方法でチームをまとめるのか」が
リーダーの腕の見せ所だが、
当時は、僕が部下に期待をしてなかったのだ。

僕は
「みんながやらないのなら、自分でやろう」と
考えていた。

しかし、
自分だけが動いても、
いつかは自分だけでは回せない時がくる。

チームのリーダーは、
今一緒に働いているメンバーの気持ちを
きちんと理解しないといけないのだ。

PS
会社も自分1人ではやっていけない。
1人でやっていても、いずれ限界はくるだろう…

本当の情報

Businessman sitting at the black table with social media symbols on the background

池本克之です。

地下鉄に乗ったときのハナシ…

仕事である会社を訪問することになっていたのだが、
今日は時間に余裕をもって動いていたので
周りを観察をしながら地下鉄に乗った。

中つり広告を見上げている40代くらいの2人の男性がいたので、
つられて見上げた。

面白いもので
興味がある情報はいくらでも目に飛び込んでくるのに、
興味がないと情報は入ってこない。

2人が見上げている広告は、週刊誌の広告だ。

僕は社会ネタを見て
「ああ、世の中はこういうことに関心をもたされているのだなぁ」
と、感じる。

爆発事件で何人の方が亡くなったかを報じているのだが、
それよりも昨日交通事故で亡くなった方の人数の方が多いのに、
それは滅多に報道されない。

結局、
マスコミが作り出した「ニュース」に
躍らされているに過ぎないと感じるのだ。

もう1人の方が、
どの記事に関心を持ったかはわからない。

しかし、
関心がない記事を読んでいないことはよくわかる。

関心を持たなければ、情報は通り過ぎていく。
関心を持てば、情報はそこらじゅうにあることに気づく。

マスコミの策略にのらないように注意して、
本当の情報だけを捕らえるよう
日ごろから訓練したいものだ…

「最強の組織を作る秘訣」

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池本克之です。



外出から帰って席に戻ると、

大きな包みが席においてあった。



「なんだ?なんか頼んだっけ?」



通販で本を2、3冊買ったか、

どこか旅行のお土産をいただいたような大きさだ。



包みを開けるまで、写真とはわからなかった。



立派な額に入った写真を見ても、

それが何なのかはわからなかった。

すると、写真と一緒にカードが添えてある。



そこには、

「先日、上空を飛んだ際に撮った写真です」と

書いてあった。



あ!僕は思い出した。

すげー。この人飛行機乗るんだった。



といっても、旅客機ではない。

自分で操縦するセスナ機のようなものだろう。

そういう仕事をしているって

聞いていたことを思い出した。



あらためてじっくり見てみると、

確かに毎日働いているビルや、

食事に行く店、駅、道路が広がっている。



「へえ、空から見るとこうなってるんだ」



普段暮らしている街が違って見える。新鮮だ。

方向や位置関係がよくわかる。



いつもと違う視点から見るってこういうことなんだね。

僕はこの時、また学ばせてもらったように感じた。



これは、社内の人間関係でも

同じことが言えるのではないだろうか。



例えば、経営者であるあなたが、

社員に頼んだ仕事を

その社員が実行していなかったとする。



そんな時に「なぜ?」と聞くと、

「他の仕事があって…」と

答えられたとしたらどうだろうか。



単にこれだけだったら、

「どうして社長である俺が頼んだ仕事をやってないんだ」と

腹が立つかもしれない。



しかし、その人が今置かれている立場を理解することで、

少し違った視点が見えてくることがある。



つまり、自分と自分以外の人間は同じではないという考え方だ。



「なぜ、この人はやらないのか?」という疑問は、

自分を基準に考えるからこそ

生まれる疑問だ。



まずは、自分と相手は違う人間だと理解すること。



お互いの違いを認め合うことができる組織こそ、

最強なのではないか。



マネジメントもマーケティングも

相手を理解することが重要だという点は全く同じだ。



PS

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