部下の間違った考えはしつこく正す

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池本克之です。
今は、部下を正しく叱れない上司が 増えている。
部下からの評判が下がることや 部下から嫌われることを恐れて、 叱ることができなくなっているのだ。
中には、見て見ぬふりをする 上司もいる。
さらに、本人やチームにとって プラスになるかどうかではなく、
自分の都合や不適切な温情に 判断が左右されている人もいる。
そもそも叱るというのは、 本人にとってマイナスになることを 正してあげる行為だ。
そこに自分の都合は関係ない。
人としてのマナーや礼儀も含め、 間違いは間違いとして きちんと指摘する。
マイナスの評価もきちんと伝えて、 プラスに導く。
これは、人とチームを動かす上で 欠かせないスキルの1つであり、 上司の仕事の1つでもある。
とはいえ、冒頭でも話したように 叱れなくなっている上司がいるのも 事実だ。
そこで今日は、 マイナスを指摘する時のポイントを お伝えしたい。
そのポイントというのは、 相手に何かを指摘しようとした時に
今から指摘しようとしていることは 本当に本人のためになっているのか?
ということを考える、 というものだ。
本人の成長のプラスになる指摘なのか? 自分の勝手な都合で怒っていないか?
あるいは、
【言わないことが 本当に本人のためになるのか?】
ということを自問してほしい。
そして、 本人のためになると思えば 叱ればいい。 ・・・・・・・・・・・・・ 以前、私が勤めていた ネット通販の会社で、 こんなことがあった。 営業成績のいいある社員が 何かにつけて上から目線だったのだ。 「consumer(消費者)」をもじってか、 お客様のことを「C」と呼んでみたり、 「うちは上場会社だぞ」 というような 横柄な言葉遣いをしたり。 「自分たちのほうが立場は上なんだ」 と言わんばかりの態度が目についた。 顧客目線で物事を考えようと しなかったのだ。 私はそんな彼に 非常に違和感を持った。 もちろん、注意をしたが、 最初は「意味がわかりません」 という感じだった。 それでも根気強く、 「お客様あっての売上なんだ。 どんなにすごい『売れる仕組み』を つくっても、 それだけで数字は立たない。 一番大事なのは、 お客様に欲しいと思ってもらえる 商品を提供することにある。 そこを忘れるな」 と伝えていた。 上に立つ者が 部下の間違った考え方を 正そうとしないと、 暗にそれを認めることになる。 そして、 多くの上司がそうなることで、 部下の態度は悪化し、 いずれ業績にも影響が出るように なるだろう。 もちろん、 本人のためになっていない指摘なら 怒られた人だけではなく、 他のメンバーのモチベーションまで 下げる原因になる。 しかし、 本当に本人のためになっていると 思うのなら、きちんと指摘する。 そして、正しい方向へ導いていく。 これが、結果的に チーム全体にとっても 良い影響をもたらすようになるのだ。 誰だって叱るのは嫌だし、 その人との関係性を考えると 躊躇してしまうこともあるかもしれない。 だが、間違った考え方を正さずに そのままにしていれば、 いずれそれが大きな問題に 発展してしまうこともある。 そんなことにならないためにも、 間違った考えはしつこく正す。 ぜひ、嫌われることを恐れずに、 正面から立ち向かっていってほしい。 PS 部下のマネジメントで悩んでいるのなら ここにヒントがあるだろう。 ↓ https://amzn.to/2lZZOFM

部下のやる気を引き出す方法

やる気


池本克之です。


どうして、
社内にはモチベーションが高い人と
低い人がいるのだろうか?


どうして、
同じような仕事をしていても、
モチベーションが高い人と
そうではない人に
分かれてしまうのだろう…?


もしかしたら、
あなたも社員のモチベーションで
悩んだ経験があるかもしれない。


私自身はというと、
モチベーションに対して
こんな考え方を持っている。


それは、
モチベーションというのは
自分でコントロールするものだ、
という考え方だ。


他人の言動や行動によって
上がったり下がったりしていれば、
それは自分の人生を
生きていないようである。


とはいえ、
このような考え方の人ばかりではないし
むしろ、このような考え方の人の方が
少ないだろう。


また、社長ならまだしも、
社員でモチベーションを上手に
コントロールできるという人は
そうそういないのかもしれない。


最近では、


「今朝、家を出たら
向こうから車が走ってきて
泥水をかけられた。


だから今日は一日やる気が
起きない。


気分がイライラして
しょうがない」


というようなことを
平気で言う部下が出てくるようになった。


他にも、
「今日やる気ないんで休みます」
と平然と言う部下までいる。


気分にムラがあるというか、
公私混同というか、


「ビジネスパーソンとして失格」
と言われてもしょうがないだろう。


・・・・・・・・・・・・


「やる気」は「プロ意識」を
意味する。


会社員はみんな、
ビジネスのプロなので、
プライベートで悩みがあろうと、
気分が悪くなる出来事があろうと、
やる気をなくしてはいけない。


つまり、やる気というのは本来、
上司が引き出してあげるものではなく、
自分でコントロールするべきもの。


常にやる気をもって
仕事に取り組めるよう、
体調も精神状態も
万全に整えているのがプロなのだ。


とはいっても、上司の中には
「どうにかして部下のやる気を
引き出せないか?」
と思っている人もいるかもしれない。


部下のやる気がないと
仕事のスピードも落ちるし、
仕事がしにくくなる。


また、イライラすることだって
増えるだろう。


もちろん、そのような方法が
ないわけでもない。


例えば、
部下のやる気を引き出す方法の1つに
「自由度の高い仕事を任せる」
というやり方がある。


仕事には、
本人の自由裁量でできる仕事と
できない仕事がある。


後者は
「決められた通りにやらなくては
いけない」仕事。


例えば、商品を製造する、
書類を作る、計算するなど、


多くは手順が決まっていて、
誰がしても同じ結果が出る、
いうなれば単純作業だ。


前者は、
「変数が含まれる」仕事。


変数というのは、
裁量があるということ。


例えば、
プレゼンは事前に原稿を作るが、
聴き手の反応を見て、
臨機応変に伝え方を変えていく
必要がある。


他にも、企画を立てたり、
宣伝物を制作したりなど、
クリエイティブな作業も
変数が含まれる仕事といっていいだろう。


これを「やる気」という観点で
考えると、


変数がまったくない仕事は
機械的な作業になるので、
やる気が起きにくい。


その一方、変数のある仕事は
自分でいろんな工夫ができるので、
やる気が起きやすいと言える。


なので、部下のやる気を
引き出すためには、
自由度の高い仕事を任せてみるのが
効果的な方法の1つになるのだ。


・・・・・・・・・・・・


今は、気分にムラがあったり
公私混同しているような部下がいる。


本来であれば、
やる気というのは
上司が引き出すものではないが、


それでも、なんとかして
部下のやる気を引き出したいと
思ったときには、
今日お話した内容をやってみては
どうだろうか。


もしかしたら、
部下のやる気に火をつける
きっかけになるかもしれない。


PS
「部下がなかなか動いてくれない…」
「部下の非効率な仕事の進め方に
イライラする…」


もし、このようなことで
悩んでいるのなら、
ここに解決策があるかもしれない。

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部下のミスに対してどう対処するべきか?

ミス


池本克之です。


チームで仕事をしていく上で、
ミスを隠さないというのは
とても大事な価値観だ。


ミスが起きた時に、
「ミスとどう向き合うか」は
大事なポイントになってくる。


部下が過度にミスを恐れていると
仕事がなかなか前に進んでいかない。


逆に、ミスをまったく気にせず
好き勝手に動いていると、
大きなトラブルに直面して、
仕事がストップしてしまう可能性がある。


部下のミスに対して、
上司はどう対処するべきか。


例えば、部下のミスが減らないと、
お金で解決しようとする社長もいる。


部下がミスをするたびに
「ミス1回につき罰金いくら」と決めて
その人の給料から引いていくやり方だ。


ただ、これは
法律に抵触する恐れがあるので
してはいけない。


それに罰金を科したところで
ミスが減るかというと、
はなはだ疑問である。


誰しも罰金は払いたくないので、
「なんとかしてミスを隠そう」
という状況を作り出してしまう
恐れがある。


しかも、ミスというのは、
人によって捉え方が異なる。


同じミスでも
「そのくらい大目に見たら?
単なるうっかりでしょ」
と軽く考える人もいれば、


「いや、ひとつ間違えれば
大きな問題に繋がっていた」
と深刻に受け止める人もいる。


また、上司の機嫌がいい時には
いつもはミスだと言っていることも
ミスじゃないと見られたり、


反対に、機嫌が悪い時には
いつもはミスだと言わないことを
ミスだと見られる場合もある。


さらに、上司によっては
自分が可愛がっている部下であれば
ミスをしても
「それはミスじゃない」と
判断することもあるだろう。


こうなると、
上司の機嫌をとることに
時間をかける人も出てきたりして、


会社からすれば
いいことなんて何一つない。


こんなことに時間を使っていても
何も生み出さないし、
売上も上がらないからだ。


それに、部下の中には
不満を持ったり
不信感を募らせる人もいて、
職場には負の感情が渦巻くように
なるだろう。


・・・・・・・・・・・・・


では、ミスが発生したときには
どのように対処したらいいのか?


まずは、
部下がミスを素直に報告してきたら
怒らない。


これが大切になる。


ここで怒ってしまうと、
「ミスをしたら上司に怒られる」
と思ってしまい、
次から報告しなくなる可能性が
あるからだ。


そして、重要なのは
同じようなミスを再度発生させない
ことなので、


部下に
何が原因でこんなミスが起きたのか?
ということを突き止めてもらい、


未然に防ぐいい方法を
考え出してもらうといいだろう。


・・・・・・・・・・・・


チームで仕事をしていく上で、
ミスを隠さないというのは
とても大事な価値観。


部下がミスをしても隠さず
真っ先に報告できるように、
ミスを隠さない環境づくりをするのも
社長の大事な仕事の1つだ。


ぜひ、社長自身が率先して
行動してほしい。


PS 
多くの社長は
自分の時間がない。


しかし、そんな時間がない中でも
効率よく学ぶにはどうすればいいか?


それには、この「勉強の技術」が
お役に立てる。

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仕事は見て覚えろは通用しない

電話


池本克之です。


「仕事は見て覚えろ!」
「とにかくやってみろ!」


このように
部下に対して指導する上司はいる。


平均年齢が高い会社であれば
「自分たちも先輩から
そんなふうに言われてきたんだ」
と言う人もいるかもしれない。


なので、自分たちと同じように
部下に対しても
「仕事は見て覚えろ!」
「とにかくやってみろ!」
と指導するのだ。


しかし、見て覚えろと言われても
人間の解釈は人それぞれ違う。


「とにかくやってみろ」
と言われても、
やり方がわからなければできないし、


なぜ、それをやらないと
いけないのか?


どうしてそうなっているのか?


というところが
わからないままやっていても
何も成長しない。


本人は、
「ただやらされている」
としか感じないだろう。


これでは、
部下のモチベーションは
下がるばかりだ。


働く楽しさや
やりがいだって見つけられないし、


「何のために私(俺)は
ここで働いているのか…」
と考えるようにもなるだろう。


さらに、
見て覚えろと言われたので
やってはみたが、
間違えれば怒鳴られる…


こうなってしまうと、
一人前になる前に挫折してしまい、
辞めていく人も増えるようになる。


・・・・・・・・・・


「仕事は見て覚えろ!」
「とにかくやってみろ!」
と言う人の中には、


自分の時間を使って教えるのは
時間の無駄。


作業効率が落ちると
思っている人もいるようだ。


しかし、よく考えてみると、
新人がいつまでも育たないことの方が
会社にとっても上司にとっても
マイナスなのではないか。


なぜなら、いつまで経っても
仕事を任せることができないからだ。


人が増えても
一向に楽になることはない。


それに、部下が間違うたびに
怒鳴っていれば、
その時間が勿体ないし、
ストレスだって増える。


せっかくお金と時間を使って
採用したのなら、
一日でも早く戦力になってもらった方が
お互いにとっていいだろう。


・・・・・・・・・・


採用した人が
短期間で戦力になるためには、
私は細かすぎるというくらいの指示を
出した方がいいと考えている。


特にいまどきの若者に対しては、
これが重要だ。


なぜなら、彼ら、彼女らは
私たちとは生活環境が大きく
違うからだ。


例えば、若者だから
IT機器は使いこなせるだろうと
思ったら、


スマホしか使ったことがなく、
パソコンのキーボードに
触れたことがない、
という人も増えている。


また、今は自宅に固定電話のない
家庭も増えているので、


固定電話を与えられて、
「これ、どうやって使うんですか?」
と戸惑う新入社員も
そのうち出てくるだろう。


それぐらい生活環境が
大きく違っているので、
子どもにイチから伝えるような
気持ちで、


あらゆることを
教えなければいけないのだと
覚悟するべきだ。


その上で、
こちらが望んでいる行動を
取ってもらいたいのなら、


こちらがしてほしいと思っていることの
一歩も二歩も進んで
細かく指示を出す必要がある。


いまどきの若者は、
与えられた仕事は真面目にこなすので、


難しい仕事でなければ、
2、3回目からは簡単に伝えるだけで
済むようになるだろう。


・・・・・・・・・・


「仕事は見て覚えろ!」
「とにかくやってみろ!」


このように
部下に対して指導する上司はいる。


しかし、一日でも早く戦力に
なってほしいのであれば、
細かく指示を出すことをおすすめする。


それが、
お金と時間をかけて採用した人が
短期間で辞めずに、
早く結果を出すことに
繋がっていくだろう。


PS
「今どきの若者が
何を考えているのかわからない…」


そう思っている人には、
これがお役に立てるだろう。

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ビジョンの力

vision


池本克之です。


あなたの会社には、
ビジョンがあるだろうか?


私の会社のビジョンは、


「企業が独自ではなし得ない成長を
本気で助けます」


これがビジョンである。


ビジョンというのは、
組織に刺激を与え続けるものであり、
困難にぶつかったときだけではなく、
常日頃から意識することで
働く人たちを奮起させるものだ。


反対に、
ビジョンがないということは、
今いる会社がどこに向かうのか
わからないということである。


そして、自分たちがやっている仕事が
何に繋がっているのかも
わからないということでもある。


このような組織は、
困難にぶつかったときに弱くなる。


「どうせ無理」と諦め、
社内の雰囲気は悪くなり、
中には会社が危ないとわかると
すぐに転職を考える人も出てくるだろう。


「どうしたら今を乗り越えられるか?」
ということを考えようとはせず、
すべて社長任せ。


その結果、社長1人だけが考え
会社のために朝から晩まで走り回る、
そんな孤独な戦いが始まるようになるのだ。


私たちは、これから自分たちが
創り出そうとしている
未来の共通像を掲げる必要がある。


そして、それを働く人たちと共有し、
それを聞いた従業員たちが
「自分もその場所に行きたい」
「そうなりたい」と思うことで、
日々の主体的な行動へと繋がっていくのだ。


ここで、改めてビジョンについて
私なりの定義を考えてみると、


ビジョンというのは、
「こうなりたい」
という将来像のこと。


会社のミッションを果たすために、
中長期的に目指す
目標や夢のことである。


そして、その会社が
将来的に「こうありたい」
と考える姿だ。


この姿は、社長1人だけで
実現できるものではなく、
掲げた将来像を実現させるためには
社員も一緒に行動してもらわなければ
ならない。


実際、組織全体で深く共有されるような
目標や価値観、使命なくして
偉大さを維持し続けている組織は、
ほとんど思い当たらない。


あのAppleのスティーブ・ジョブズも
ビジョンを重要視していたことで
知られている。


さて、あなたの会社には
組織で共有できるビジョンが
あるだろうか?


働く人たちが
「自分もその場所に行きたい」
「そうなりたい」
と思えるような明確なビジョンが
あるだろうか?


いつまでも社長1人だけが
会社のことを考えて動き回るのではなく、


組織が一体となって
実現したい将来像に向かって動ける。


そんなビジョンを掲げることが
働く人たちを奮起させ、
どんな場面になったとしても
強い組織のままであり続けるだろう。


PS
上司がいちいち細かく指示を
出さなくても、
部下が自分から動き出すようになるには
どうすればいいのか?


それには、ここに多くのヒントが
あるだろう。

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生存競争に勝つための重要な戦略

自然


池本克之です。


ビジネスにおいて、
市場を独占できれば
楽なビジネス展開ができるのだが、
ビジネスには競合他社がいるのが常だ。


しかも、競合には
直接的な競合だけではなく、
間接的な競合もいる。


例えば、ラーメン1つとっても、
広いジャンルで捉えれば食事だ。


つまり、飲食店である。


ということは、
他の飲食店も間接的なライバルだと
言える。


提供しているものは違ったとしても、
ライバルになっているというケースは
よくあるのだ。


・・・・・・・・・・・


しかし、少し考え方を変えてみると、


競合するライバルが
強力であればあるほど、
自社のレベルを上げる原動力にも
なり得る。


それは、どういうことだろうか?


自然界から、
学べることがある。


天敵がいるほとんどの生物は、
まず天敵から身を守り、
生存することに集中する。


それは種を保存するためであり、
そのために天敵に対抗するべく
進化を遂げる。


あるものは戦うための武器を持ち、
あるものは発見されないために
より精妙な擬態を身につける。


存在の危機にさらされることが
脅威であるがゆえに生命力を鍛え、
進化のきっかけになることが
自然界から分かるのだ。


・・・・・・・・・・・


ビジネスの世界に置き換えれば、
競合する企業と戦うために
その相手と明らかに違う
自分の特徴を打ち出すこと、


すなわち差別化を図ることと
同義であり、


これは、生存競争に勝つために
なくてはならない重要な戦略だ。


しかし、差別化は
単にライバルと正反対の特徴を
打ち出せればいいというわけではない。


例えば、経験に対して若さ、
商品力に対して価格力を持つ、
というだけではなく、


自分の強さをよく把握できていることが
必要になってくる。


つまり、相手に合わせた
対抗策であることに加えて、


自分自身の強い部分を活かした
武器があれば、
先手を打って戦うことができるに
違いない。


・・・・・・・・・・・


社長の中には、


「何でうちの会社を
お客さんに選んでもらってるんだろう?
実はよく分からないんです…」


という方もいる。


しかし、私は多くの企業を
コンサルティングしてきたが、


成長企業には、
必ず競合他社が真似できない
事業構造や商品、サービスがある。


だからこそ、
お客さまの「記憶」に残り、


「いつか買ってみたい」
「もう一度使ってみたい」
「つい誰かに言ってしまう」


といった影響を与えているのだ。


さて、あなたの会社には
競合が絶対に真似できない
強みがあるだろうか?


そして、それは具体的には
何だろうか?


ビジネスには
競合他社がいるのが常だ。


しかし、
自社の強みをしっかりと把握し、
それをお客様に正しく伝えることが
できれば、


あなたの会社は
長期的な繁栄を続けることが
できるようになるだろう。


PS
競合が絶対に真似できない
優位性を見つけ、
ライバルに圧倒的な差をつけたいのなら
これがお役に立てる。

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商売をしていく上で大事な経営判断

商売


池本克之です。


商売をしていく上で
「マーケットの選択」は
最も大事な経営判断の1つと
言っていいだろう。


その選択基準は、
飽和産業でニッチ(すき間)を探すか、
新しい業態を作るしかないと
私は考えている。


例えば、
かつて私が関わった化粧品業界は
飽和産業だ。


商品を使う人の数は決まっていて、
今後の日本では人口減少に伴い
少しずつ減少はしていくが、
基本的には景気の波に比較的
左右されないマーケットである。


私は、その中でニッチ分野を探して、
新しい分野を切り開いてきた。


・・・・・・・・・・・


マーケットと言えば、
私のところには
このような相談がくることがある。


それは、


「とにかくすごい商品なんだが
さっぱり売れないので、
売り方を一緒に考えてほしい」


というものだ。


確かに、商品自体は
すごいのかもしれない。


時間もかけてようやくできた、
という場合もあるだろう。


しかし、現実問題として
売れていないのであれば、
それは商品がマーケットに
マッチしていないと考えるべきだ。


最終的には、
商品の良し悪しはビジネスに
大きく影響するが、


画期的なすごい商品を長い時間かけて
必死に考えるよりも、
まずはマーケットに合う売り方を
見つけることのほうが
ビジネスを成功させるには近道だと
感じている。


いくら良い商品を開発しても、
そもそもそれを欲しがる人がいなければ
まったく売れないのだ。


ということは、
単に良い商品を作るだけでは、
ビジネスとして成功する可能性は
低いということになる。


何らかの課題をもっている人たち
(マーケット)の求めているものを
正しく見極め、
その課題を解決する商品を
提供することが大事なのだ。


さて、あなたが提供している
サービスや商品は
マーケットの選択を間違っては
いないだろうか?


商売をしていく上で、
「マーケットの選択」は
最も大事な経営判断の1つ。


それを見極める力があれば、
今後、時代が変わったとしても
あなたのビジネスは
成長し続けることができるだろう。


PS
マーケットが求めているものを
正しく見極め、
着実に成果を出す方法は
ここにある。

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ダイヤモンドオンライン連載最終回【部下がミスしたら怒ってませんか?】

すぐやる


池本克之です。


拙書「『すぐやるチーム』を作るたったひとつの考え方」
発売記念のダイヤモンドオンライン連載もいよいよ最終回。

今回の話は、部下がミスを犯した時の対応について。


あなたは、部下がミスをした場合、どういう対応をとるだろうか?

もしあなたが、
ミスに対して罰金を科していたら、
今すぐやめるべきだ。

法律に抵触する恐れがあるし、
もし、法律はくぐり抜けたとしても、
果たしてどれほどの効果があるだろうか?


そもそもミスが減るかどうかも疑わしい。
また、もしミスをしてしまった場合、
そのミスを隠してしまおうという心理が働いてしまうため、
ちょっとしたミスが会社を揺るがす大問題に変わる可能性だってある。


もし罰金を科すことがなかったとしても、
部下に対してついつい怒ってしまう人は少なくないだろう。

ミスに対して怒ることも、
罰金まではないにしても絶対にやめてもらいたい。


ミスを隠そうとする心理も働くだろうし、
何より社員が萎縮してしまう。

縮こまって、怒られない仕事をするためには、
決まったことを指示通りにやるしかなくなる。

それでは、社員に大きな成果を求めることは不可能だ。




それでは、
ミスが起こっても最小限の被害で済ます、
将来のミスの発生を少なくするためにはどうすればいいだろうか?


もっとも重要なのは、

「ミスを報告しても怒られない」

という状態を作ることだ。



「ミスしてしまったことは、もう仕方がない。
今後どうやって防ぐかが大事なんだ。
今回ミスしたのは君だったが、別の人も同じミスをしてしまうかもしれない。

何が原因でこんなミスが起きたのかを突き止めて、
次起こらない方法を考えてほしい。」



と言ってみるといい。

起こったことについて指摘するよりも
「今後、再び発生しないために」と、未来のことについて考えることで、
その社員も、会社も進歩することができる。



続きは、ぜひ、ダイヤモンドオンラインにてご覧いただきたい。
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10年先も勝ち残っていくための考え方

変化


池本克之です。


経営者にとって
大事なこととは何だろうか?


10年先も勝ち残っていくという視点で
言えば、
経営者にとって一番大事なのは
「変化すること」だ。


未来のことは誰にも分からないのだから
分かった時点でそれに合わせて
変えていかないといけない。


しかし、時代の移り変わりとともに
ダメになっていく組織や人を見ていると
過去にやっていたやり方に
しがみつく傾向がある。


そのために、新しいことを学ばず
ますます自分の引き出しが少なくなる。


ばっさり過去を忘れて
今がどうなっているのかを理解し、
少し先を予測して、
自らが変わることを恐れないことが
大事だ。


・・・・・・・・・・・


そもそも経営者の仕事は
未来を良くすることである。


もし、今の状況が
自分の思ったような状況ではないのなら
それは、過去の何かが問題だ。


なぜなら、今は過去が
作り出しているからである。


今が悪い状況なのに、
やり方を変えずにそのままでいるのなら
この先も同じ結果が生まれて当然だろう。


違う結果が欲しいのなら、
違う行動をしなければいけない。


・・・・・・・・・・・


私のもとには、日々、
色々な相談がくる。


中には、
「売上が上がらない。
どうしましょう?」
というような相談もある。


そんなとき私は、
「過去の顧客リストは
どうなっていますか?」
と尋ねる。


すると、意外とそのマーケットへの
働きかけができていないケースが多い。


過去にお客様の抱える課題を解決し、
ご満足いただいた経緯があるのなら、


再度、そのお客様に対して
販売していくだけで、
売上の積み増しが作れるようになる。


連絡先も、買った商品も
わかっているのだから、
最も簡単な方法だ。


実際に、過去の顧客リストに対して
アプローチをしたことで
売上が上がったという事例は
数多くある。


ここで、
私がアドバイスしたような方法を取れば
今までとは違った結果が生まれるだろう。


しかし、
「いやいや、
過去のお客さんにアプローチしても
無駄ですよ」などと思い、
今までと同じような行動を取っていれば
結果は変わらない。


・・・・・・・・・・・


多くの人は、現状が変わるのが嫌で
過去にやっていたやり方にしがみつく
傾向がある。


しかし、今の状況が思ったような
状況ではないのなら、
やり方を変えるしかない。


経営者にとって一番大事なことは
「変化すること」。


この考え方が、
10年先も勝ち残っていく企業になる
秘訣ではないだろうか。


PS
10年先も勝ち残っていくためには、
それを確実に実現するための
経営戦略も欠かせない。


世の中には色々な経営戦略があるが、
私がおすすめする経営戦略はこれだ。

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経営資源を何に集中しているか?

集中


池本克之です。


「経営資源を何に集中しているか」


というのは、
経営をしていく上でとても重要だ。


あなたは、
集中すべきことに集中せず、
余計なことをしていないだろうか?


当たり前だが、
経営資源は無限ではなく有限だ。


どんな大企業であっても
無限にあるわけではない。


だからこそ、
何に集中するのかを決め、
何をやめるのかを決めるということは
今後の会社の成長に大きく関わってくる。


・・・・・・・・・・・


世の中には、商売が上手で、
同時に複数の商売をやっても
うまくできる人がたまにいるが、
その成果はどれもそこそこのように感じる。


私から見ると、
例えば、4つの事業をして、
それに必要な人材を集めて
別会社を作るぐらいなら、


最初からどれか1つに集中したほうがいい。


その方が4倍以上のパワーが
出るからだ。


仮にバラバラであっても、
最終的には全部集約される
見通しがあればまだいいが、
そうでないケースもよく見かける。


・・・・・・・・・・・


以前、私がある企業の経営に
参加したときには、
社内に通信販売について知っている人が
あまりおらず、
通販をやりたいのに
なかなか動き出さない状況だった。


そこで、私が着任して最初にしたのは、
社長に対して
「何のために
この仕事を始めたのですか?」
と質問することだった。


社長からは
明確な答えが返ってこなかったので、
返ってくるまでずっと問いかけ続けた。


おそらく、社長にとっては
面倒くさい問いかけだっただろう。


しかし、それがないと
ビジネスの設計図が描けない。


いつ、どの時期までに、
何をすることによって、
どういうレベルの会社にして、


その結果何がやりたい、
というビジョンを
私は知りたかったのだ。


・・・・・・・・・・・


私が社長に
「何にフォーカスしますか?」
と訊くと、
「通販がやりたい」
という答えが返ってきた。


「通販をやりたいと言うわりには、
別なことを色々やっていますね。


やめていいですか?
全部ぶった切っていいですか?」
と訊くと、


社長は「うーん」と悩んでいたが、
そうこうしている間に
私は実行してしまった。


通販の他は全部やめて、
一番やりたいと思っていることに
集中したのだ。


さて、その結果どうなっただろう…?


この企業の社長は、
通信販売で商品を売ることによって、
業界で最も有名な
通信販売のブランドになるということを
実現した。


それから半年後ぐらいには、
月商が2倍を超え、
さらに半年後には5倍、


そして、約3年後には40倍になった。


もし、経営資源を通販に集中しなければ
この結果は得られなかっただろう。


・・・・・・・・・・・・・


さて、あなたは
自社の貴重な経営資源を
何に集中しているだろうか?


経営資源は、無限ではなく有限だ。


その貴重な経営資源を何に集中し、
使っていくかで
会社の成長は変わってくる。


もしあなたが、
事業が伸びないことに悩んでいるのなら、


もしかしたら
戦略的なフォーカスをすることが
事業を伸ばす起爆剤になるかもしれない。


PS
世の中には、様々な経営戦略がある。


しかし、それを
うまく使いこせている社長は少数だ。


もしあなたが、
経営戦略をうまく使いこなして
大きな成果を手に入れたいのなら、
これがお役に立てる。

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